結局は医師の経験がものを言う

いま日本では、治療のガイドラインを統一する方向に話が進んでいるのですが、ガイドラインを作ることで、現場で起きる全ての治療をカバー出来るわけでもありませんし、ガイドライン通りの治療ですむ場合は、全体の60パーセント程度と言われています。

つまり、医師の臨床経験や技量が重要な点であることにはかわりなく、医師は臨床経験をもとに、EBMのある治療法を選択しています。

ちなみに、薬剤師が管理している薬にかんしても同じことがいえて、新たな薬は毎日の研究で新たにでまわりますし、その使用法などを医師が全て理解しているとも言えません。

その点では、薬剤師が医師の担い手として働く必要があります。

また、近代社会では、インターネットが充実しているので、検索さえすれば色々な情報を手に入れることができ、自分の病気に関する診断や、治療の指標などに関する情報も知ることができます。

正確な情報もありますが、なかには適切さを欠く情報もあり、自分でしっかりと学習しておけば、医師の説明を理解するための助けとなります。

例えば、インターネットではこう記載されていましたが、この点についてはどうなのかと言うような質問もできるようになり、疑問に思ったことは、「こういうことですか?」という確認型の質問ができます。